「漢字.JP」について

日本の漢字文化は素晴らしい。

先日、NHKBSで大きな松明を持って走り回ることで有名な東大寺のお水取りの生中継を見ていたのですが、
実はその後にも優美で過酷な行事が深夜まで続きます。
インド、中国から伝わったやり方とのことですが、日本にしか存在しない文化とのこと。

漢字も同様でこれだけ複雑で美しく、また国民一般に普及しているものは日本にしか存在していません。
しかしながら漢字は文化的背景が十分教育されておらず、価値が理解されているとは言い難い状況です。

そこで漢字を習い始める小1から面白く、楽しく学ぶことを目的に「漢字.JP」を立ち上げることにしました。
子どもたちに漢字を教えていて「なぜ書き順を覚える必要があるの?」と聞かれることがあります。
その答えは書き順はキレイに漢字を書くもののため、です。

しかしそう答えるべき私たち大人はパソコンやスマホなどで入力することが主で、
漢字を書く機会は書名などに限られています。
となると漢字を美しく書くことというのは日常に必要と言うよりも、
それを描くという内容に今は移行している途上なのでしょう。

絵を描く、ピアノを弾くのと同様に表現手段の一つとして字を書くことを楽しむのはいかがでしょうか。
そしてその愉しみを子供たちの継承していくことが文化の担い手である私たちの責務だと私は考えます。
その意味を伝える一助になれることを「漢字.JP」は存在することを願ってやみません。

教育における佐々木論

  • 子どもだけに押し付けない(大人も楽しむ)
  • 「教える(アウトプット)」ために「教わる(インプット)」
  • 学力が上がる動画を自分で考え、作ってみる
  • 自分の意見を大切にする